本リリースノートについて
本リリースノートでは、SITE PUBLIS 3.7.0-000 へのバージョンアップに伴う主な変更点を説明します。
対応ライセンスについて
本リリースノートは以下のライセンスに対応しています。
- SITE PUBLIS 3.xスタンダード ライセンス
- SITE PUBLIS 3.xスタンダード 追加ドメイン ライセンス
- SITE PUBLIS 3.xスタンダード 追加APサーバ ライセンス
- SITE PUBLIS 3.x アドバンスト ライセンス
- SITE PUBLIS 3.x アドバンスト 追加ドメイン ライセンス
- SITE PUBLIS 3.x アドバンスト 追加APサーバ ライセンス
- PUBLIS Mobile 3.x スタンダードライセンス
- PUBLIS Mobile 3.x アドバンストライセンス
- SITE PUBLIS Pack 3.x (SITE PUBLIS 3.x + PUBLIS Mobile 3.x)スタンダードライセンス
- SITE PUBLIS Pack 3.x (SITE PUBLIS 3.x + PUBLIS Mobile 3.x)アドバンストライセンス
アップデート情報
バージョン3.7.0-000 で追加した新機能および主な変更点について説明します。
【機能追加】マルチサイト機能
概要
複数のサイトを体系的に管理するための機能を提供します。
マルチサイト機能は、管理サイトとターミナルサイトによって構成(下図参照)されます。
管理サイトは、複数のターミナルサイトを集中して管理します。一方、ターミナルサイトは通常のPUBLISと同様に、コンテンツ管理と公開を処理します。また、ターミナルサイト間で、複数サイト間の統一感を出すために、サイトをまたがってページやシェアブロックなどのコンテンツをコピーできます。
今回実装したマルチサイトは、以前PUBLISで対応したマルチサイト機能と比較して次のような点が優れています。
- サイトの規模や数に合わせて、サーバを増やしてスケールアウトができます
- サイト別にバックアップ(コンテンツ)データが分散され、取り扱いやすさと安全性が向上しています

マルチサイトのサーバ構成図
主要な機能
マルチサイト機能が提供する主要な機能について説明します。
ターミナルサイト管理
管理サーバのWeb画面から、手軽にターミナルサイトのインストールおよび初期設定(下図参照)が行えます。

ターミナル管理
ユーザー情報の一元管理
管理サーバで一元的にユーザーに関連する情報(ユーザー、ユーザーグループ、承認ルート)を管理(下図参照)することで、複数のターミナルサイトのユーザー情報の管理コストの軽減を実現しています。


ユーザー情報の一元管理
マルチサイトログイン(シングルサインオン)
管理サーバのポータルページ(下図参照)からログインすると、利用可能な全てのターミナルサイトで、それぞれログインしなくても利用できます。

マルチサイトログイン
コンテンツ共有
デザインの共通化や発信する情報の統制のため、ターミナルサイト間で、コンテンツ(ページ、スタイル、ライブラリ、シェアブロック、カテゴリ、拡張カテゴリ、プラグイン、テンプレート)のコピーができます。コピーには、1回だけ実行するコピーと、設定(下図参照)を保存してくり返し実行するコピーの2通りあります。また、くり返し実行の場合には、設定されているコンテンツが変更されたら自動的にコピーが実行される設定が可能です。

コンテンツ共有の設定画面

